安田理子(やすだみちこ)
1975年 長野県生まれ 二児の母
2011年より独学で描き始める。
絵の具が自然に流れ混ざる色と形を楽しみながら、
頭で考えずに自分も自然の一部であるという感覚の元で描く。
個展、グループ展多数出展
2017年パリ開催「4th DISCVER THE ONE JAPANESE ART」にて人気アーティスト賞、2019年フランス芸術文化大賞 受賞
故宮博物院国際友好会員
Born in Nagano, Japan in 1975. Began self-studying drawing in 2011. She draws without thinking with the head, enjoying the way the colors blend naturally together and take form. She thinks of herself as part of nature, and creates with her sense of perception only. Many solo exhibitions and group exhibitions. The mother of two children.
私の描く道のりは2011年の6月から突然始まりました。
なんとなく渦巻きを描きたくなり自由に丸や点などと組み合わせたマンダラのような模様を描き始めました。とても楽しくて毎日毎日夢中で描いていました。
私は構成を頭で考えず、絵の具が自然に流れ混ざる色と形を楽しみながら、自分も自然の一部であるという感覚の元で描いています。
言葉では表し難いのですが、私という個を超えた大きなものにゆだねるような、どうなってもそれがいいという全て受け入れる姿勢で描きます。すると描き終わった後にこんな絵ができたのかといつも新鮮な気持ちになります。
描いた私自身もそうですが、絵を観る方、また同じ方でもその時々で絵の感じ方が変化します。絵と鑑賞者が共に美の空間を創り上げているのです。それはその時にしかない唯一のものであり個人的なものであります。
この創造をお楽しみ頂けたら嬉しいです。またそこからご自身の持つ本来の感覚、生き生きとした感覚を感じる機会になることを願っています。
今、自分の本来の感覚を取り戻すことがとても大切になってきていると思います。
誰でもその方にしかできない表現があります。
ご自身の感覚から安心して表現しそれをわかち合っていくことは、豊かな世界を生き、みんなで平和な世界を創っていくことに繋がると思います。
私にとってアートとはあらゆる壁を越えていく生きた祈りであり願いであります。
安田 理子
MGプレスに個展の記事を掲載して頂きました。
(2020年6月30日)
市民タイムスに個展の様子を取材していただきました。
(2020年7月4日)